だれもが誰かの「かなしみぽすと」に

かなしみぽすと」は上智大学グリーフケア研究所の修了生が立ち上げたグループです。グリーフ(悲嘆)ケアについて学んできたことを、自分たちの知識としてだけにとどめるのではなく、今現在何らかの悲嘆を抱えていらっしゃる方に届けられないだろうかという思いで集まりました。


かなしみぽすと の活動について

「第44回産経市民の社会福祉賞」を受賞

社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団が、地道に社会福祉活動を続けているグループや個人を表彰する「第44回産経市民の社会福祉賞」を受賞いたしました。

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私たちについて

「ここには悲しみを持ったまま来てもいい」と思っていただける場づくりを目指しています。

グリーフとは

グリーフ(悲嘆)とは、誰でも起こり得ることです。まずは、グリーフとは何かを知ってみましょう。

活動

私たちはグリーフ及びグリーフケアについて理解を深めてもらうための活動をしています。



グリーフケア講座

ともの心こきゅうさんからのご依頼をいただき、グリーフケア講座の講師をつとめました。会場のみんなの家セラビィは、とても心が休まるスペースで、参加者のみなさまとともに素晴らしい時間を過ごすことができました。

講座のご依頼は、こちらからお問合せください。

2022年度グリーフケア講座(3回連続)

第1回 グリーフ(悲嘆)ってなに?


日時:2022年9月11日(日) 13:30〜15:00

講師:川原 初代

当日の様子


当日の資料

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第2回 コラージュワーク

切り貼り絵で癒し体験


日時:2022年10月16日(日) 13:30〜15:00

講師:梅澤 愛子(臨床心理士)

 

第2回は、「コラージュ」制作のワークを体験していただきました。これは、台紙に心惹かれる写真等を雑誌等から自由に切り貼りすることで、自身の内面が表現されるというものです。

 

参加者の皆さまは、和やかな雰囲気の中、雑誌等から心惹かれる素材を探し、切り貼りしながら、それぞれかけがえのない作品を制作されました。その後分かち合いの時間を持ち、作られた感想や込められた思いをご紹介くださいました。

 

対象喪失の悲嘆の中、生活や心が、状況に適応していくための過程では、少しずつ思いを言葉にし、自分の人生物語を紡ぐことが大切であると言われています。しかし一方、言葉にできないことや、言葉にならないこともあります。

コラージュ制作の有用性として、言葉では表せないことをイメージで表現できること、コラージュ制作を通して新たな言葉が出てくること、作るという表現行為そのものが癒しになること、などが挙げられます。そしてそこには、よい聴き手の存在があることも大切です。

 

ただし、望まないのに制作を促すことは避けるべきでしょう。あくまでも自分に合った方法とペースで、安全な環境の中で行われることが留意される必要があります。

 

【参考文献】

トーマス・アティッグ(1998)『死別の悲しみに向き合う』、大月書店
水野治太郎他(2017)『ナラティヴ・アプローチによるグリーフケアの理論と実際 人生の「語り直し」を支援する』、金子書房
森谷寛之(2012)『コラージュ療法実践の手引き』、金剛出版
河合隼雄 小川洋子(2011)『生きるとは、自分の物語をつくること』、新潮文庫
やまだようこ(2007)『喪失の語り』、新曜社
山本力(2014)『喪失と悲嘆の心理臨床学―様態モデルとモーニングワーク』、誠信書房
ロレイン・ヘツキ(2019)『手作りの悲嘆: 死別について語るとき〈私たち〉が語ること』、(北大路書房)
日本コラージュ療法学会ホームページ http://www.kinjo-u.ac.jp/collage/index.html

当日の様子

第3回 対人ストレスに強くなる

こころとからだのセルフケア


日時:2022年11月20日(日) 13:30〜15:00

講師:木村 直子

当日の様子

当日の資料

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